まいどはや

1 | 2 | 3 | 4


販促ノート

販促ノート

 CMやチラシに、なかなか大手チェーン店のようなお金の使い方はできない。
小さなお店にとっては当たり前のこと。
そこで多くの店長さんが行うのが、クーポンやフリーペーパーに出稿して割引をアピールするという作戦である。
割引すれば二回訪れてもらえるようになるはずだと考える店長さんは非常に多い。

しかし、これで効果が出るのは安さ目当ての新規客に対してのみである。
しかもクーポンやフリーペーパーに出稿したその月の売上は確かに上がると思うが、二回訪れてもらえるお客様にはほとんどなってもらえない。安さ目当てのお客様はまたフリーペーパーで次の安いお店に行くから。
結局フリーペーパーへの出稿費用やクーポンによる割引で利益率が悪化し、その月の売上増加とは裏腹に儲けはあまりでなくなってしまう。こんなことを繰り返していると、お店の経営はきっと行き詰まってしまうはず。

実際「クーポンやフリーペーパーで集めた新規客は、次回も割引がないと利用してくれない」という話をよくいろいろな店長さんから聞く。

割引は永遠に続けられるものではない。
「次回は今回以上の割引を」という要求を持つ安さ目当ての新規客ばかりを相手にすると、どんなに経済力のあるお店でも経営は成り立たなくなってしまうからだ。 やはりクーポンやフリーペーパーだけに頼って「一回きりのお客様」ばかりを集めるのは、お店の経営にとっては間違った選択である。

重要なことは、クーポンやフリーペーパーで集めた新規客に対して如何にして安さ以外の訴求を行って二回訪れてもらえる固定客に育てていくかである。

この視点がなければ、あなたのお店の購買頻度を1.25倍にまで向上させることは不可能であり、いつまでたっても経営は楽にならない。しかし、それでもお客様は割引を求めているという勘違いをしている店長さんが多い。これは大きな勘 違いであることは、次回のまいどはやでお話します。
戦しましょう!!


STAFFの近況

1 | 2 | 3 | 4



このページの上段へ戻ります