「まいどはや」バックナンバー 2011.2（創刊号）2ページ
「まいどはや」バックナンバー 2011.2（創刊号）をご紹介します。
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多くの社長さんが間違えがちなのが、売上を2倍にするためにはお客様の数を2倍にしなければならないと誤解されていること!
この誤解のせいでクーポンを使った値引きの乱発やフリーペーパー広告への行き過ぎた宣伝が行われ、これがお店の利益率を圧迫。値引きのせいで利益率も下がり、結局お客様数の伸びも2倍には届かず、中途半端に増えたお客様数のせいで忙しさだけは増えてしまうという結果になってしまっているお店が多い。
実は、売上を2倍にするには、お客様数を2倍にする必要はない。売上を増加させるには、何人のお客様に、一年に何回買ってもらい、その際の客単価をいくらにするかを考えなければならない。
たとえば、今の2倍に売上を増加させるには、単純に計算するとお客様数も購買頻度も客単価も今のおよそ1.25倍にすれば良い。売り上げを今の2倍にするためには、売上増加の3要素をそれぞれ1.25倍、これなら十分に実現できそうな数字だと感じるはずである。
売上増加の3要素のうち最も重要なものは購買頻度の向上である。
購買頻度の向上はあなたのお店とお客様の絆が深まらなければ実現できない。逆に言うと、お客様との絆が深まれば、それに引っ張られるように客単価も向上し、口コミによってお客様数も向上させることができる。あなたも自分が好きなお店を友達に紹介したり、よく行くお店でいつもよりも多めに注文したり、いつもより少し高いものを注文したりしたことがあるだろう。つまりそういうことなのである。
売上を2倍にするのには購買頻度を向上させることだけに注力すれば良い。
しかも今の1.25倍の購買頻度を目指せば良いだけなのである。
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